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ダイナミックスキー@白馬大雪渓

大雪渓全景
山行日時
2001年5月20日(日)
山名
白馬岳
メンバー
善田(山スキー)、大和(風呂式、テレマーク)
天候
晴れ(風強し)

 午前6時朝日町役場に集合。一路、猿倉へ。

 5月18日まで、道路工事のために二股〜猿倉間は通行止めとのことであったが、今日は通行止めも解除され、無事猿倉まではいれた。駐車場にはすでに雪はなく、結構空いていた。車の数は2、30台程度か。前日(19日)の富山県下新川地方は、激しい雷雨だったので、大雪渓でも落石が多いのではないかと考えて、気安めにヘルメットをかぶって出発。取り合えず林道に雪はないので、スキーはザックにくくりつけて出る。 午前8時15分。

 所々、林道に雪はあるものの、長走沢までは断続的なので、帰りのスキーは長走沢までにしたほうが良さそう。

 長走沢も、いずれ滑ってみようと思っているので、よく見ておく。下部の堰堤が邪魔臭そうだ。

 長走沢は、石を飛んで渡る。この先は雪がありそうだったが、面倒なのでスキーはそのまま担いで進む。1時間程度のアプローチで大雪渓の末端に出る。ここからは、シール登行に切り替える。

 思ったほど落石は出ていないようで、割に安心して登行できたが、登るにつれ風が強くなってくる。

次第に傾斜が増してくる

 夏場でいう「小雪渓」の下あたりから傾斜が増してシール登行ではしんどくなりそうなので、途中でシートラーゲンして、アイゼン歩行に切り替える。風はどんどん強くなってきて、背中のスキーが抵抗になるのもあいまって、ときおり吹く突風で倒されそうになることも。(^^;

 避難小屋の脇で風を避けて一服して、滑り出そうかと相談するが、いきなり急斜面もなんだし、もう少し登って足馴らしをしてから滑りだそうということで、「お花畑」あたりまで足を伸ばす。大岩の影で、風をよけながら、雄大な景色を楽しむ。

「お花畑」付近より杓子岳を望む

 アイゼンをスキーに履き換えて、下り始める。午後1時50分。雪質はよい。快適!いよいよ、急斜面。こけるとどこまでも落ちて行きそうで、転倒は許されない。修行が足りないので、アルペンターンを交えて高度を下げた。(^^;ゞ

傾斜がゆるむとテレマークターンも決まる(^^;

 途中、フトモモがパンパンになってきたので、休憩を入れたり、写真撮影をしたりしながら楽しく下る。下部はだいぶ雪が腐ってスキーが滑らなくなってきたが、たっぷり滑ったので、満足。林道まで行って、上で飲めなかったビールで祝杯をあげる。午後2時50分。

 長走沢までは、スキーで、後はシートラーゲンして、猿倉に戻った。

 「小日向の湯」(¥400)で、汗を流して帰路についた。


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