風のたより1999年5月号
みなさん、こんにちは。山川野遊び風呂式も5年目の季節に入りました。新しい仲間といっしょに山川野遊びを楽しみましょう。
○定期総会が行われました。定期総会の報告です。以下のように進みました。
山川野遊び風呂式 1999年度定期総会
1999年5月15日(土) 午後7時から @どやまらんど明日キャンプ場
(総会次第)
1. 開会のあいさつ(大坂代表)
2. 議長選出(内山専門部理事)
3. 議事
1) 1998年度事業報告(大和事務局長)
2) 1998年度会計報告・監査報告(本村会計)
3) 役員退任あいさつ(大坂代表)
4) 1999/2000年度役員案(本村広報)
5) 新役員あいさつ(山田宏専門部新理事、 水口専門部理事)
6) 1999年度事業計画案(大和事務局長)
7) 1999年度予算案(本村会計)
8) その他 ・大風呂式について・原稿をちゃんと出すよーに。
4. 議長退任(内山専門部理事)
5. 閉会のあいさつ(森田専門部理事)
(懇親会)同所にて 会費2,000円。山田秀典監事の乾杯で、開宴。
浜屋博さんの手料理で大変おいしい夕食になりました。
浜屋さん、ありがとう。
基本的に事務局案がすべて承認されました。
いくつか、今年度の特長を挙げると
・専門部理事提案で企画を運用すること。同時に会員からの企画の要望は、これまでもそうだったのですができるだけ反映させるように努める。今回試みにメーリングリストを用いて呼び掛けたところ、たくさんの要望をいただきました。今後も、そのように進めていきます。FAXや直接、理事や事務局に知らせていただいてもいいと思います。自分だけで行こうと思っていたけれど、ついでに会員の人もどうだろうというものでもいいですね。
- 大型ストーブをもう一つ購入しました。会員は自由に使えますので、風呂式ギルド本村か、事務局へご連絡ください。
- メーリングリストを有料に移行して、100人まで受け入れ可能にします。
- 朝日町、入善町の事業に協力します。その他からも要請があれば検討します。
- 富山ヒールフリー協会に団体登録します。
- 特別費として安全対策上の備品購入にあてる留保を設けます。98年度末で、10万円留保しました。ビーコンやGPSを購入する資金にしたいと思っています。
- 「大風呂式」を刊行します。第1号は、テレマーク特別編集です。
- 規約外の役員ですが、顧問を新設しました。乳井さんと、谷井さんに就任していただくことになりました。
懇親会は例年同様、楽しい山川野遊び談義で盛り上がりました。新会員として、総会に参加された金三津さんが紹介されました。魚津高校山岳部OBです。ほかにも、喜田さんが会員として活動しておられます。その他にも、会員になろうかどうしようかという方もあります。ぜひ、お仲間にどうぞ!
年会費をお願いします。保険料込みで、年額8000円です。家族会員は無料ですが、保険加入には、1400円が必要です。また、ジュニア登録は、保険料を含んで、500円です。この保険は、山川野遊びの行き帰りも含んだスポーツ傷害保険です。年会費、保険料については、振り込みでの支払いも受け付けています。その際の振り込み料は自己負担となっていますので、ご容赦ください。
口座 北陸銀行宇奈月支店 店番131 普通預金 4093220山川野遊び風呂式 代表 大坂文夫
総会資料や規約など希望の方は、広報にご連絡ください。
役員からのごあいさつ 山川野遊び風呂式 代表 大坂 文夫
5月15日宇奈月町どやまランドキャンプ場にて第5回山川野遊び風呂式の総会を開催しました。今回は2年に一度の役員改正の年ですが再度、代表に選出されました。何もせず、何も出来ずで代表の看板だけの2年間でしたが、みなさんのおかげで無事すんだと思っていたらもう一度頼むとお願いされたらすんなりと受けてしまった。おだてに弱い自分が情けない。そんなわけで、今期もみなさんのご協力よろしくお願いします。<(_ _)>
前年度、専門部会の中でもスキーツァー部(テレマークスキー)の活動は、能登忍さんを筆頭にして、かなりの盛り上がりを見せてくれました。また、本村さんの冗談?から始まった第一回大日本テレマキア大会 IN 三峯の開催(ちなみに第一回優勝者は私です)
みなさんの要望があれば2回大会も開催予定です。
今年度の事業計画を見るとこんなに出来るのだろうか?と思う位あげてありますが、出来るだけ企画倒れにならぬようみんなでがんばりましょう。よろしくお願いします。
テレマーク部長 能登 忍
みなさんこんにちは。任期2年目となりましたテレマーク部長の能登忍です。昨年度は理事としての働きには今一つな所もあり、ご迷惑もかけたかと思いますが、みなさんのお陰で楽しく遂行できました。特に新年会では、数年前から夢話で盛り上がっていた「テレマキア大会」を風呂式らしく実施できたことがとても楽しく、いい刺激となりました。今後もより一層視野を広げ新しい企画等魅力のある活動を出来る様心掛けますので、ご協力、アドバイスの程宜しくお願いします。これからスキーにおいてはシーズン・オフとなりますが、滞っているレポートやテレマーク・ストーリーを「大風呂式」の場を借り報告したいと思っていますので、来シーズンに向け充電しておきましょう。
役員、会員のみなさんからの声を募集しています。広報か、事務局あてにFAX、電子メール、お葉書などでお寄せください。
山川野遊び速報!
@1999年5月23日(日) 毛勝山トレッキング
1.期日 平成11年5月23日(日)
2.参加者 山田秀典、大和徳明、金三津雅則、森田薫
魚津市内の職場から、壁の様に見える雪渓を見て、本当に大丈夫だろうかと心配していた毛勝山登山の日が本当にきてしまいました。結構時間がかかる様に聞いていたので、5時に山田建設に集合し、途中で金三津さんを拾い、登山口に向かう。東又谷から阿部木谷に入りしばらく行くと、石川ナンバーのパジェロをはじめもう数台の車が止まっている。ここから登山開始となる。
鼻が着きそうな急斜面の雪渓を登るとか言う話を聞かされていたので、ちょっと緊張しながら、6時に出発した。約30分林道を行き堰堤を横から登ると、その先は雪渓になっている。下に川が流れているので、雪渓を踏み抜けたら大変なことになるので、注意して進んでいく。
途中でアイゼンを付けて、絶壁で囲まれた雪渓を約1時間行くと大明神沢の出会いに到着する。出会いの上は、スキーで滑るのにとても良さそうな斜面が広がっていて、是非スキーで滑りたいな、と、もう後悔してしまった。
出会いから先は毛勝谷になり、雪渓を直登して高度を稼いでいくと、次第に斜度がきつくなっていく。高度1,500mを過ぎるといよいよ急斜面になり、落石や滑落に気を付けながらも、この位斜度と雪面状況だと、今の自分のテレマークの技術では滑るのはきっと無理だろうな、とか考えながら登り続ける。
2,000m弱の所で大和さんの「休憩しよ。」という声がしても、ゆっくり休憩出来そうな広い場所もないのだが、とりあえず、雪渓の端のほうで休憩する。振り返ると、足下はかなりの急斜面、下の方から別パーティーが沢山登ってきている。向かいには、僧ヶ岳の稜線が綺麗に見えて、依然行ったときの話で盛り上がる。
しばしの休憩の後、最後の急登に挑む。雪は、まだそれなりに締まっているので、アイゼンをしっかり利かせれば問題はないのだが、足はかなり疲労しているし、時折後ろにひっくり返りそうな感じになったり、なかなか厳しい。早くも上から、アイゼンを付けて走るように降りてくる人や、山スキーで降りてくる人たちが現れた。
ようやくコルまで着いてみると、細い稜線を想像していたのだが、セッピ状になっているのか、ちゃんとした広さがあり、ホッと一安心。ここまで来ると、猫又、鎌谷の毛勝3山から、ブナクラ谷のコル、赤谷山、剱岳、そして立山、室堂が一望出来る。ひとしきり山を見てから、さて北峰のピークに向かおうということで歩き出したのだが、全然足が上がらない。ほんの5分位で着いたのだが、とてもしんどかった。
頂上到着は、11時30分。約4時間半で登頂できた。もっと時間がかかると、想像していたので意外だったが、雪渓をずっと直登するので、足にかなり負担がかかっているようだ。
雪渓で冷やしたビールで乾杯し、お昼休憩とする。休憩中も、どんどん登山者が上がって来て、全部で50人位はいただろうか。シーズンが短い山なので、登山者が集中するのだろう。しばしお昼寝をして、そろそろ下ろうかという頃には、雲も上がり始め、人もまばらになっていた。
急な雪渓を、今度はくだらなくてはいけない。最初が一番急なので、かかとをしっかり踏み込み慎重に降りていく。急斜面を下向きに下っていくのは結構怖いものだ。しばらく下ると、少しずつ慣れてきたので、走るように下ってみると、結構いける。登りで休憩した辺りまで勢いをつけて一気に下っていく。ところが、後続のペースが上がらない。あとで聞いてみると、金三津さんのアイゼンは、かかとに爪の無い軽アイゼンだったので、滑るので大変だったそうだ。
その下は、アイゼンを外し、足で滑りながら下っていく。お昼も過ぎ、気温が上がっているせいか、時たまバラバラと石が落ちる音が聞こえたり、崖からの雪崩の跡が有ったりして、やはり注意が必要なコーズなのだと感じながら雪渓の終点までついて、ようやく一安心。あとは、林道を30分で車に到着する。
良いところですね、毛勝山は。自分が、ピッケルやアイゼンを使う所に行くようになるとは、思っていなかったけれど、来年は、もっとどこかに行きたいな。それと、毛勝3山のどこかに是非スキーで行ってみたいな、と思いながら、帰路に着く。みなさん、お疲れさまでした。
次の日、また職場から毛勝山の壁の様に見える雪渓を見て、感慨ひとしおであった。
森田 薫 GZB00512@nifty.ne.jp@1999年5月16日(日)猫又山スキーツアーは、悪天候のため、中止になりました。
山川野遊び報告一部、メーリングリストから転載しています。
どやまランドに行ってきました by 大和直美 みなさん、こんにちは大和直美@もうすぐアドレスが取れる、です。 5月15日、風呂式の総会に行ってきました。実は、今回いくのやめようかな と思っていたのですが、(天気悪そうだし、子供が小さいので大変かな?と思 って。)当日になって、上の二人に話すと、「行きたい。どやまらんど行きた い。雨でもいいから、外でごはんたべれるだけでいーから!」と言うのです。 まー1歳のチビはおばあちゃんにみてもらって、と思っていたのですが、最近 ただの赤ん坊でなく、一人前の子供になりつつある彼、おにーちゃん、おねー ちゃんのいくところ、おいていかれるのかもと予知して、不機嫌でひるねもで きないようす。しかたない!3人とも車にのせて出発!どやまらんどは去年も 行った事があるので、勝手もわかっていて、着くとアスレチックでひと遊び。 そのうち、内山七瀬ちゃんも到着。いっしょになって遊び出したんですが、彼 女、4歳にしてはなかなかのしっかり者。(うちの子供が甘えっ子なだけか ?) そのうち大森ゆいちゃんもやってきて、子供は全部で5人。この子たちみんな 山川野遊び大好きな大人になってくれるといいなーと思います。きっとなって くれるでしょう・ 私等の子供の頃は、外ですごく遊んでたし、秘密基地と か、 隠れ家とか、外にいろいろ子供の居場所がいっぱいあったのが、今ないみたい で、たまに墓の木やら舟見山やら連れていったら、すごーくよろこぶんです。 子供だけじゃそういうとこ行けないんで、普段はゲームやって、カード買いに アスカ行って、ぐらいしかおもしろいことない。子供ってどこでも探検して、 からだ動かして遊ぶもんだと思うんですけど、それができない環境をおとなた ちがつくってしまっているため毎日がつまらなくなってるような気がするんで すが。 せめて私達大人に出来る事といえば、子供が参加できる山川野遊びの企画を何 回か考えて思いきり遊ばせてあげる事ぐらいでしょうか。風呂式キャンプも、何 年も前、谷井翔太君、本村三兄弟、大和正作、みんな小さくて、墓の木でも広大 な遊び場で、一日中走りまわって夜はテントでたおれてねましたね。大坂さんち の美少女3人組もよく参加してましたよね。大きくなった子達は、それぞれ自分 の世界持ってきてるんで、親に付いてくる事は少なくなるでしょうが、今度は、 森田さんとか、村上さんとか、ファミリーで参加されるのでは、と期待していま す。一緒に遊びましょう。七瀬ちゃんも夏には一緒に泊まろうね。跳治郎も1才 半になるし。そのうちキャンプ場から出発して子供を山に登らせる、っていうの もやりたいですね。(逆のほうがいいかな?帰ってきたらみんなでごはん食べて 泊まるってゆーほうが。) それから!今回は、皆さんの注目の的、浜屋君の手作り料理の数々、すごーく おいしかったです。子供達が砂をまいてしまってほんとうにごめんなさい。砂 がいっぱい入って食べられなくなったら?と一瞬あせりましたが、全部空っぽ になっていたところを見ると、大丈夫だったんだーと一安心。あのパスタはと くにおいしかったです。もしよかったら作り方教えてください。 あいにくの天気で、雷はなるし、寒くなってくるし、9:00ごろひきあげて 来ましたが、 (まともに話も出来ませんでした (^^;)帰りの車で子供達3人 共、カッパ着たまま寝てるんです。家に着いてもみんなねてて、小さい順に車 からだっこしておろして、二階に連れてってカッパのままゴローンてころがし て、車庫に車入れて戻っても、だーれもおきないんですよ。パパたちも、テン トでカッパ来てねてるのかな。 RE:どやまランドに行ってきました by もりたともこ 直美さん、みなさんこんにちは。もりたともこです。直美さんの考えているこ と、子供達との様子があまりにも良く理解できるので、うれしくなりました。 私も人の集まるところが好きなので、是非ファミリー企画を考えればいいなー と思っているのですが、我が子1人を世話することで精一杯なのが現状です。 (;_;) あまり危険でなく疲れたらお昼寝できる etc、スペースと時間のある 中で何か考えていきたいものです。 自分が山へ行きたいので、担いででも行きたいくらいですがちょっとかわいそ うだし・・・。(何度か担いで、行ったこともあるのですが・・・。) 子供が小さいうちは自分も楽しめて、子供も楽しめる時間を過ごしたいもので す。もちろん、お父さんたちにも是非そうして欲しいです。お友達がいると、 よく遊ぶんですよね、子供って。ただ、ホントに月齢、年齢でできることが全 然違うので、難しいですね。でも外いれば、与えられたものでない面白いこと を自分たちで見つけるような気もしますが。 わが家では、「いちご狩り」と「小川のハーブ園探検」を検討中ですが、何か 情報を知っている方があれば教えて下さい。又、キャンプのお誘いも受け付け てます。 なおみさん、やがて子供たちが遊んでくれなくなったらヒマラヤにでも行きま しょう!p(^o^)q
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