風のたより 1999年4月号

 みなさん、こんにちは。

 ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか。山川野に最高の季節になりました。みなさんといっしょにフィールドで遊びたいものです。

 さて、今月の風のたよりは、みんな遊びに忙しいのか、原稿の到着が遅く、ちょっとさみしい内容です。次号にご期待ください。

  まずは、お知らせです。定期総会が行われます。

 山川野遊び風呂式定期総会が行われます。5月15日(土)午後7時より、宇奈月町どやまらんど明日キャンプ場にて、1999年度定期総会が行われます。今回は、役員改選期にあたり、次期役員の選出のほか、1998年度の事業、会計の報告、1999年の山川野遊び計画、予算などの議事が予定されています。これからのお楽しみについて、みんなで話してみましょう。総会のあとには懇親会を予定しています。総会や懇親会のおりの冗談めいた話題から、例えば、1999年1月の大日本テレマキア大会のようなものが実現しています。全体の懇親会は、総会と新年会の2回しかありませんので、ぜひたくさんの参加を実現したいと思います。風のたよりで、あるいは、メーリングリストで、しばしば名前を見かけながら面識のない方にも会えそうですね。また、懇親会はビジター参加を受け付けます。どうぞ、お気軽に参加ください。懇親会の会費は、2000円、ビジターは3000円になります。例年、コテージを借りていましたが、今回はテント泊です。風呂式ギルド所有のテントにお泊まりください。むろん、テントの持ち込みもOKです。キャンプ場の使用料は、会で負担しますので、どうぞ自前の山川野遊び道具を見せびらかせてください。好評の風呂式鍋も用意しました。

 なお、1999年度会費について、たくさんのみなさんからいただいていますが、定期総会でも受け付けます。年会費は、保険料を含めて8000円です。家族会員の保険料は、1400円です。また、ジュニア会員は、保険料を含めて500円で登録させていただいています。昨年度、保険に加入された方は、特にお申し出のない限りそのまま継続更新させていただきました。

 年会費、保険料については、振り込みでの支払いも受け付けています。その際の振り込み料は自己負担となっていますので、ご容赦ください。

 口座 北陸銀行宇奈月支店 店番131 普通預金 4093220山川野遊び風呂式 代表 大坂文夫大風呂式刊行!

 いよいよ大風呂式を刊行します。大風呂式は、本会発会当初に予定されていた会報です。風のたよりの形で会報は実現しましたが、風のたより別冊特集版として大風呂式を刊行します。創刊号は、今年異様な盛り上がりを見せたテレマーク特集号です。ただいま、編集に協力願える方と、原稿を求めています。くわしくは、広報担当へお問い合わせください。

新田山スキーツアー

 4月11日に、新田山へ行って来ました。
 参加は、山田秀典氏、金三津正則氏、能登忍氏、森田薫の4名。
 予定では、弥陀ヶ原クロカンツーリングでしたが、前日の天気予報ではかなり天気が悪そうだったので、視界不良で遭難するのでないかという心配から、急遽新田山スキーに変更しました。
 当初の参加希望者は、3人だけで、その上山スキーに行きたい人間ばかりだったので変更について問題はなし。栂池に参加した金三津さんにも声をかけてみると、一緒に行くとのこと。
 出発時間も少し遅らせ7時に黒部インターを出発し、焼山温泉に着いた頃には、青空も少し見える上々の天気になってきた。

 前日、大和さんに電話でルートを聞いていたけど、目的の新田山はどれなのか見当もつかないまま、登り始める。
 山田さんは、おニューのスカルパT2、金三津さんは、登山靴がビンディングからすっぽ抜けてしまうので、仕方なくスキー靴で登ることになった。
 リフト1本のスキー場を抜け林道に入っていく。「15分位で、左斜面を登る。」と聞いていたけど、スキーの跡が林道に沿って続いていたので、それを追っかけて進んでしまった。

 さすがに1時間位行くと、「左斜面に登ろう。」ということになり、登ってみると、低いヤセ尾根だったので、そのまま斜面をトラバースしながら高度を稼いでいく。

 小一時間いくと、ようやく上れそうな斜面に出てきたので、そのまま今度は上に向かって登る。1時間位でピークと思しき場所に着いたら、昨日大和さんに聞いていたとおり、反対側は崩れ落ちた断崖絶壁で、セッピが怖くてあまり近寄れない。でも、そこら辺りのピークに達したので一同満足して、昼食とする。

 周りを見ると、谷一つ下の方に同じ様なピークがあったので、本当はそこが新田山だったのかもしれない。
 登っている間は、予報に反していい天気で暑かったけど、ピークに着いた頃から雲がかかりはじめ、さすがに少し寒い。
 下り始めると、あっという間に楽しい斜面が終わり、下まで着いてしまう。
 後は、温泉につかり、汗を流す。
 新田山はお手軽で楽しめる所だったので、スキーも、温泉もとっても良い1日でした。

(森田 薫)

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