1998年5月の風の便り

会員登録、会費の納入を受け付けています。

 会員の登録、会費の納入はお済みでしょうか。スポーツ保険の納付の関係がありますので、できるだけお早めにお願いします。

 今月は、まず、代表の言葉から。

山川野遊びを楽しんでいますか?

 新緑の中、 会員の皆さん山川野遊びを楽しんでいますか? 5月8日の総会での貴重な意見等ありがとうございました。今後の風呂式の活動に反映していきたいと思います。

 今回の会費の値上げ(実際は値下げ)ですが保険料込みとなりました。これも今後も風呂式の活動を続けるには絶対必要な事だと思っています。会員の皆さんには理解していただけるようよろしくお願いします。トレッキング、フライフィッシング、フリークライミング、テレマークスキー等、ひとつの専門部会しか利用していない会員の方には割高感が有ると思いますが、これを機会にいろんな企画に参加されてはどうでしょうか?

 私も風呂式発足当時はフライフィッシングだけと思っていましたが、大和さんに「子供でも登れる山だけど行かない?」と誘われピクニック気分で参加したのが間違いでした。初めての山歩きはかなり厳しく、前日の雨で登山道はぬかるみおまけにルートを間違えて同じ道を戻ったり散々であった。「こんな所子供が登れるわけないじゃないか」と大和さんを責めると小学生の団体が下りてきた。私にすれば驚きである。上の方から「登り優先ですよ」と彼らのリーダーの声が聞こえる。大きなお世話だ私は休憩がしたい、しかし子供達が見ている。元気なふりをするがかなりつらい。子供達をあとにするとすぐ目の前がパァーと明るくなった。頂上に到着である。登りのつらかったことも忘れて景色にみとれてしまった。また、ぬるいビールの美味かったことも良き思い出である。

 沢山ある企画の中から興味のある人はどんどん参加してみて下さい。きっと病みつきになるものがあるはずです。私のお薦めはフライフィッシングとテレマークスキーです。どんどん山川野遊びをして下さい。風呂式がお手伝いします。では、次はフィールドで会いましょう。

      山川野遊び風呂式 
代表 大坂 文夫

5月の活動報告

@1998年5月10日 僧ヶ岳トレッキング

■ 山行日時   :1998/05/10(sun)
■ 山名     :僧ヶ岳
■ コース    :片貝川〜僧ヶ岳〜片貝川
■ メンバー   :山田秀典、右井、大和、村上
■ 天候     :晴れ
■ 特別な装備  :なし

 午前6時10分、待ち合わせ場所の片貝川第2発電所で、大和さん達と合流、山田さんの車で登山道の入り口へ。6時40分、登山道に入る。片貝ルートは入り口(720m)から最初のピーク、 伊折山頂(1350m)までの標高差約600メートルを一気に上るルートである。昨年同じルートで登ったときは、小学生を引率していた分、時間がかかってしんどかったが、今回は風呂式メンバーと一緒ということで、ペース的には楽である。しかし自分にとっては今シーズン初トレッキングだっただけに、やはりこの斜面はさすがにキツい。たちまち息が上がりそうになる。途中1回の休憩を入れてもらい、1時間半ほどでこの急斜面を抜け、伊折山頂 (1350) に着く。しばし休憩。谷を挟んで毛勝山がよく見える。再び歩き始めると、登山道にはショウジョウバカマやカタクリの花が咲いていて、なかなか良い感じだ。

 木立がだんだん低くなってきて視界が開けてきた、9時過ぎ、3度目の休憩地の成谷山に着く (1600m)。この辺りからは稜線沿いに見晴らしの良い快適なルートが続く。眼下には黒部や魚津の町並み、さらには日本海がきれいに見える。登山道の方は小さなアップダウンを繰り返しながらも、比較的歩きやすい道だ。それにしても5月とは思えないほど雪がない。たまに歩くことになってもあっという間に終わってしまう。

 10時20分、僧ケ岳山頂 (1855m) に着く。 早速残雪のある場所にビールを冷やしに行く。朝、大した物を食べずに来たのでとにかく腹が減った。早速昼飯を作り始める。昼食ができあがった頃にビールを取りに行った。少しの間だったがよく冷えている。4人で乾杯。右井さんの菊水がおいしそうだったが、飲むと帰りが辛そうだったので遠慮する。山田さんや大和さんはおいしそうに飲んでいる。我々が昼食に取りかかった頃に、次のパーティーが山頂にたどり着いた。我々が3時間40分かかった道をその人達は2時間ちょいで来たそうだ。凄い体力である。昼食後は昼寝タイム。山頂のビールと昼寝は格別である。

僧ヶ岳山頂より駒ヶ岳をのぞむ

 12時40分頃、下山を始める。とりあえず伊折山までは快適に歩いた。そして2時頃、いよいよこのルートの難所を下り始める。やはり膝にきていたようで、どうにも足下がおぼつかない。大和さんにつづいて2番目を歩いていたのだが、どんどん引き離される。しまいにはとうとう限界がきたのか、尻餅をついてしまった。後ろの右井さんや山田さんが心配そうに声をかけてくれた。すこし休んで、慎重に降りていく、ロープ場では素直にロープを使って降りることにする。予定より少し遅れて3時10分頃、登山道入り口まで降りる。そのあと飲んだ沢の水がやたらおいしく感じた。

 他のみなさんには、少し迷惑をかけてしまったが、どうにか無事下山できてホッとするとともに、これでなんとか今年もトレッキング企画に参加できそうな手応えがつかめたような気がする。(村上記)


その他

@ジュニア研修会を兼ねた朝日町わんぱく遊びサークルの事業は、予定通り行われました。今後のジュニア企画に反映できることも見つかったようです。報告は、来月です。

@福井遠征釣行は、天候不良のため、中止になりました。またの機会を楽しみに待ちましょう。

@入門フリークライミングの報告は、来月になります。お楽しみに。

エディターズ・ライン

 今月もぎりぎり。ふーっと一息。


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