10月号
11月の山川野遊びカレンダー
11月 3日(月)文化の日 海谷トレッキング”芋煮会”11月 5日(水) フライフィッシング教室 海(市振)
11月 8日(土) 第2回 メダカマニア(入川河口)
11月19日(水) フライフィッシング教室 海(市振)
11月23日(日)勤労感謝の日 明星山トレッキング
12月 7日(日) 恒例のクロスカントリーツアーを予定しています。
山川野遊びの報告
@10月15日 フライフィシング教室・海
■ 場 所 市振漁港 ■ 日 時 10月15日 PM7:00〜10:00 ■ 天 候 晴れ ■ 参加者 本村、大和、丸田、村上、水口、能登久、大坂 ■ ビジター 谷口、他2名 ■ 装 備 新規購入大型ランタン、サーチライト
PM6:30に大和さん、本村さんと待ち合わせをする。大和さんは、ダウンジャケット、厚手のオーバーパンツ、防寒長靴と完全装備である。落ちたら水死体間違いないなと思うが本人はぬくぬくだぁ〜と言っている。
PM7:00前に現地着、うまい事に港内の防波堤があいている。大型ランタンとサーチライトに火を入れ後から来る会員のための場所の確保。本村、大和、水口君はコマセを作っているが、私はロッドにラインを通しストリーマを付ける。先手必勝で一発大物狙いである。会員が集まってきた、ほとんどの人は海のフライフィシングは初めてで「フライパターンは? サイズは何番ですか?」と同じ質問を本村、大和さんにぶつける。タイヤー本村は自慢げにラバーで巻いたフライを見せる。とてもリアルだ、しかしピンクより黒い方が強そうに見えるんじゃないかな?マテリアルが何か知っているから個人的にはそう思う。(編集部注:エイズ関連品)
サーチライトで海面を照らしコマセをまく、瞬間、無数の子鯵が群がる、すごい光景だ、水中は魚が大騒ぎ、防波堤の上も大騒ぎ、ロッドを持ってこなかった水口君は、金魚鉢をのぞいている猫のごとくおもわずタモを入れてしまいひんしゅくをかってしまった。みんなも思い思いのフライを付けキャストする(もとい、垂らすの方が正解かな?)突っつくがなかなかフライにかからない、その中で村上さんが一番に釣り上げた。周りから歓声が上がる、10cm程度の鯵であるが、次は俺だとばかりにみんなの気合いが伝わってくる。ビジターの谷口さん達も「まざってもいいかな?」と聞いてきた、仲間は多いほど良い、大歓迎である。すぐにみんなから歓声が上がる、振り向くとピチピチと可愛い子鯵がロッドにぶら下がっている、横目で見ながらあれはフライフィシングじゃないと自分に言い聞かせながら子鯵と同じ大きさのストリーマをもくもくとキャストする。
フライマン予備軍の丸田さんが遅れてやって来た。「釣れますか?では私はサビキでやります」と鯵釣りの最終兵器を持ち出してきた、まあ疑似針には違いないけれども「サビキなんか使うの?」と非難したが一度に5匹〜6匹も釣り上げるのを目にすると何も言えなくなる。そのうち水口君は丸田さんのサビキを取り上げ完全に漁師になっている。PM9:00だんだんと冷えてきてみんなが子鯵に飽きてきた頃、1匹も釣れない私も丸田さんのサビキにとうとう手を出してしまった。久しぶりの感触にアタリがあった瞬間に大アワセをくれてしまった。一度に5〜6匹も掛かるとなかなかな手応えにはまってしまいコマセが無くなるまで丸田さんに竿が帰ることはなかった。やっぱり鯵にはフライよりサビキだなと自分なりに納得したが今シーズン魚は全てキャッチアンドリリースしてきた私だがおかげで3年分程の魚を殺してしまった。反省・・・反省・・・
釣果・・・
丸田さんのサビキ1本で子鯵400匹以上いたそうだ。フライマン6人の50倍の数である
村上さん・・イカ1匹(イカルアー)
(大坂文夫記)
いろいろ考えて作ったフライは確かに効いた。ほぼアミエビの状態に仕上がっていたわけだが、アジはちゃんと反応する。ところが、あっという間に学習してしまって、すぐにかからなくなる。およそ数万尾、海面が変化してみえるほどの魚影だが、全然に近いくらいに釣れない。
まずは、フライのドレッシングがサビキよりも豪勢であったこと。これがいけなかった。それとアジ狙いのフライだけを用意したために、村上さんのイカ以降に対応できなかったこと。
しかし、この釣行で初めてシューティングヘッドを振ってみた。これがおもしろい。なかなかこうやって飛ぶなんてことがないだけに、それだけで気分がいい。まるで、トーナメントキャスターになったような気がした。(それほどでもないでしょうけれど)
村上さんの話では満月はいけないとのこと。月とか、潮とか久しぶりに大和さんとそんな話をした。
釣果。
アジ3尾。1フライ1フィッシュ。
(本村雅宏)@巻機山トレッキング
山行日時 :1997/10/12(sun) 山名 :巻機山 天候 :雨(山頂付近雪) メンバー :大和 山田 藤原 村井 能登久 (敬称略)
12日早朝、どんよりと曇った空のもと目覚めた。昨晩の天気予報道理の空であったが、当たって欲しくない時には、得てして当たるものだ。雲のすき間から青空が見えるものの以前、山頂付近は雲の中であった。
天候とは裏腹に登山道の入り口は大変なにぎわいである。一体何組みのパーティーが入山したのだろうかと思わず山田さんと苦笑。
多くの入山者を尻目に我々は入山ルートを決め兼ねていた。本来なら米子沢からのルートを予定していたのだが、怪しい雲行きと昨晩降ったと思われる雪の為である。
結局、今回は沢からのルートを諦めて入山することになった。
本意ではないコースであったが、足取りも軽くすこぶる順調に3,4,5合目と進むことが出来た。難を言うなら足元の悪さだろう。そう言えば前日の夜、ドロドロになりながら下山してきた男性を見たのを、思い出した。その方には悪いが、みんなあの様にはなりたくないと思ったであろう。
5合目を過ぎた辺りからついに雨が降りだした。大した雨では無かったのですが、一様雨具を身につけた。その雨も6合目付近でみぞれとなり7合目では、一面銀世界で有った。この状況で驚いたのは、ここまで半袖で登ってきた藤原さんである。7合目付近で2回目の休憩の時に漸く長袖を身に付けたのですが、その真意は「別に寒く無いけど、変な目で見られる。」とのことで、全く大したものだ。
しばらく進んだ辺りから、勾配がきつくなり始めた。当然遮るものも無く、容赦なく吹き付ける風と雪にさらされつずけて、ようやく8合目に辿り着いた。
この辺りから私に異変が起きた。ここまで順調に来たのですが突然足が動かなくなった。
サッカー日本代表の様に、残りあとわずかと言うのに足が止まってしまった。
二三歩進んでは休む、と言ったペースで登りきったのが9合目で、にせ巻機山である。
ここからは、下りの木道で避難小屋に辿り着いた。
しかし、避難小屋は大変込み合っていた為、先に山頂を目指すことになった。
皆に着いて行くのが、やっとの状態で何とか辿り着いた山頂は、見事なまでの吹雪であった。
待望の避難小屋での休憩だったが、またもや私に異変が...
震えが止まらない!当の本人は、「汗をかいて背中が冷たいなぁ〜」と、その程度にしか思えなかったが、体は敏感に反応したらしく、どうにも震えが止まらなくなってしまった。それを見かねてか、山田さんから長袖のシャツを借り、大和さんからフリースと靴下を貸してもらった。とたんに震えが止まる、なんてこった! (翌週末、スポーツヤマトで早速購入)
そんなわけで、フル装備になり? 下山することになった。
今回、色々と話題提供に貢献した私でしたが、「何とか成るだろう」と言った考えが、如何に甘いかと言う事を、思い知らされた一日でした。
(能登久YAM79751@biglobe.ne.jp)哀愁のメダカ釣り
誰もやってはいないのかもしれないけれど、ボクはちゃんと挑戦してみたんだ。まず、学校の池の魚を観察して、ユスリカの捕食をノートにスケッチしたよ。それから、フライを検討して、入川の河口で投げてみたんだ。勉強はするもんだね。ちゃんと食うんだよ。これが、インチ級のランカー。でも、食うだけなんだ。全くかからない。ライズはすごいんだ。嵐のようなライズだよ。横で鮭を捕っているおじさんがいるんだけど、これもほとんど関係なくライズする。だけど、ティペットには敏感で、シンクで少し沈めた。わざわざリールも買って、#3ラインでやってみたんだ。どうやって合わせるんだろうか。全く見当がつかない。よくよく考えると、ボクがフライフィッシングで釣れた魚を見たのは、徳明が木曽川で釣ったウンコバエだった。あんなに小さなのが釣れるんならどんな魚だって釣れるだろうと思ったものさ。だから、今回の企画にはかなり気合いが入ったね。メダカも錦鯉もかからない。でも、ボクはやるよ。「メダカが学校」っていうテーマまで決めたんだもの。
(本村メダキスト雅宏記)編集部より
なんとか25日発送くらいに間に合わせたいと思いながら、結局なんやかやと猛烈な忙しさが訪れてきて、またぎりぎりになりました。特に、企画がお伝えできなくて、会員のみなさんの山川野遊びスケジュールが立てにくいかと思います。おおよその企画はあるのですが、どうしてもアナウンスが遅れる傾向にあります。そういうときは事務局にお問い合わせいただくと大体の予定がつかめるでしょう。
なお、今回の画像は、写真をスキャナーで取り込んだものを使いました。みなさんの山川野遊びの光景を求めています。電子ファイルでなくてもかまいませんので、どうぞお寄せください。
(裸石)info@noasobi.net