ヤマトイワナのタイイング

 見るからに夏場のテレストリアルパターンです。黄色のカーフテールのおかげで大変見易いです。浮力はあまりありません。従って、半沈みで流れることが多いですが、それでも見失うことは少ないでしょう。渇水期に白泡の中に放り込むような使い方もできます。耐久性は結構あるので、夏場の山岳渓流でのどかに岩魚釣りをするときなんかに最適だと思います。オーバーサイズのハックルを使うのと、ファインワイヤーでリビングするのがポイント。カーフテールは蛍光のものでないほうがよく釣れるような気がします。(^_^) サイズの大きいものは赤のフロスでタグをつけるのもいいと思います。

マテリアル

HOOK      TMC100
SIZE#8〜#12
THREADブラック 6/0
BODYピーコックハール
RIBゴールドワイヤー
WINGイエローカーフテール
HACKLEブラウン・コックハックル

タイイング

下巻きとボディ材とリブ用ワイヤーの取り付け

黒のスレッドで下巻した後、ゴールドワイヤーとボディ材のピーコックハールを取り付けます。写真ではピーコックハールは1枚ですが、ボリュームを出すには複数枚巻いてもいいです。ワイヤーはリブにするわけですが、これがないと耐久性が落ちて、岩魚に噛まれてすぐぼろぼろになってしまいます。
ピーコックハールねじらないように注意してボディに巻きます。

ウィングとハックルの取り付け

ウイング材のカーフテールとハックルを巻きあがったボディの上に止めます。最初から、ウイングの長さを合わせて巻くと美しいのですが、私はそろえるのが面倒なので長めに取り付けて、後で適当な長さにカットしています。

完成!

ハックルをねじらないように巻き上げます。お尻側が半分沈む感じで流れるのがいいので、それをイメージして巻いてください。スレッドでヘッドをつくり、しっかりとセメントで固めます。最後にウイングを斜めにカットして出来上がり。

タイヤー
大和徳明
写真
米沢和義

戻る
トップページへ

info@noasobi.net