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テレマーク@焼山北面台地

アマナ平より焼山(右)、火打山(左)を望むの図
山行日時
2002年4月21日
山名
焼山
メンバー
山田秀、森田薫、善田裕、善田優子、喜田、大和
天候
曇り〜雨〜曇り

 午前5時朝日町役場集合。 今回はロングルートなのと、午後から天候が崩れる予報なので早めに出ることにした。 なんとか車一台にスキーも人間も押し込み出発。

 笹倉温泉からしばらく行った公園のようなところに車を止める。 とりあえずスキーはザックにくくりつけて出発。 午前6時30分。林道はすぐに雪になり、一ヶ所雪が切れていたが、帰りもスキーで降りてこれそうだ。 最初は杉林の中のゆるやかなつづら折り。 適当に雪を拾ってカットして進む。やがて急斜面の激しいつづら折り。 ここはほとんど林道通しで行く。つづら折りが終わるころ、気にしていた焼山川への滑り台ポイントに差し掛かる。 幸いすでにブッシュが起きており、下まで見通せないので恐怖感はない。 何気に通過。

焼山の写真

 ここからは、細かいアップダウンがあるもののおおむね平坦な地形。 前方に目指す焼山が姿を現す。 結構遠くに見える。ルートは、左の崖を常に意識していればおおむね大丈夫な感じ。 クロカンスキーだと楽しめそうだ。たまの下りを考えて、スキーを履く。 広々としたアマナ平に滑り込む。目指す焼山もここまで来ればだいぶ近い感じだ。

 アマナ平から北面台地までは急な斜面をひと登りしないといけない。 どこから登ろうかと眺めていたら、テレマークの3人組みが降りてきた。 よく見ると大瀧さんご一行でした。 なんでも前日から登っていたとのこと。ルートの状況を聞く。 大瀧さんらのルートだと最後はツボ足とのことで、我々はもう少し北よりのルートを取る。 急斜面に取り付き、振り返るとアマナ平を一人のスノーボーダーが歩いているのが見えた。 ルート取りがうまくいってうまくスキーを履いたまま北面台地に上がることが出来た。 ただTバックシールの山田さんは苦しそうだった。(^^;

焼山全貌

 北面台地は本当に広大である。 ただ前評判では無木立の大斜面とのことだったが、下部はすでに細かいブッシュが無数に起き上がっていた。 最も隙間だらけなので滑走には問題なし。 それにしても予想以上に雪が少ない。これでは、GW 頃には下部は滑れないのではないか。

 一息つきつつ上を目指して歩き出す。 後ろから先のボーダーが追い付いてきた。 思ったとおり、ボードを担ぎ、スキーを履いた坂本(息子)さんだった。 何と我々よりも1時間以上遅く出発し、ここまで2時間で上がってきたという。 恐るべし。ただ、ここまでのオーバーペースがたたってか、この後はだいぶバテバテだったようだが。(^^;

稜線まじか

 この頃からポツポツ雨が落ちてきて、次第に風も強まってきた。 カッパを着る。 上からミニスキー(スキーボード)の一団が楽しそうに降りてきた。我々同様、日帰りだそうだ。 風が強く寒いので、適当なところでやめたとのこと。 我々も適当なところでやめようと目で合図を送るが、先行する善田さんには通じない。結局結構なところまで上がる。(^^; しかし、北面台地の全容を見るには確かにそのほうが良かったわけですが。

焼山北面台地

 しかし、 善田さんと坂本さんはまだ足りないらしく、 上のダケカンバが10本ほど生えているところまで上がるという。 すでにシャリバテの私は断念。 優子さん、山田さん、森田君もここまで。喜田さんはイケイケでやっぱり上がって行きました。(^^;

 おにぎりをひとつほおばり、シールをはがす。 雨で濡れた手に強風が当たり非常に冷たい。 早く風の無いところまで下りたいということで、準備できたものから暫時滑降開始。 スタート時の斜度は中斜面で、締まったザラメ雪で快適。 途中、優子さんの動画を撮影したりしながら、快適に下る。途中、振り返ると喜田さんがものすごいスピードで降りてくるのが見えた。

 北面台地末端まで来てもまだ風があるので、 もう少し下り、谷間のような風の無いところで、昼食タイム。 ようやくビールにありつける。この頃には雨は上がっていた。上だけだったか。

 楽しく歓談していると、上からスキーヤーが二人降りてくる。よく見れば、私と同じ、 朝日遭対協の隊員の清水君(山スキー)と、富山県警山岳警備隊の古崎隊員(テレマーク)だった。 実は昨晩は彼らと飲んでいたのでした。(^^;

 昼食後、アマナ平へひと滑り。 ここでも動画を撮影してみたが、なぜかこういう時に限って皆よくこける。(^^;

 アマナ平からは、地形平穏で、のんびり下る。 坂本さんは、地形的に不利なのでスノーボードをスキーに履き換えていたが、 久々に乗るスキーは難しいと言ってまたボードに履き換えていた。(^^;

 午後1時30分頃、林道終点到着。 焼山温泉で汗を流し、梶屋敷の「新みせ」で、蕎麦を食べて帰路についた。

おまけ
アマナ平から影火打、火打山を望むパノラマ写真(85KB)

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