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白馬岳〜蓮華温泉(鉱山道経由)

道形ははっきりしている鉱山道
山行日時
2001年7月7日(土)〜8日(日)
メンバー
広田和徳、大和徳明(朝日岳方面山岳救助隊)
天候
7、8日とも晴れ

 朝日岳方面遭難対策協議会山岳救助隊による夏山事前パトロールで、白馬岳から鉢ヶ岳方面に登山道整備とマーキングのために7日より栂池から入山し、蓮華温泉へ下山しましたが、そのときにいわゆる「鉱山道」を帰路に選びました。以下、その時の記録。

残雪は結構多い

 7月7日、朝日町役場の車で栂池まで送ってもらい、ゴンドラ、ロープウェイと乗り継いで栂池自然園より登山開始。栂池自然園では、細川直美一行がドラマかなんかのロケをやっていた。午前11時20分出発。天狗原で昼食を取り、白馬大池〜小蓮華山〜白馬岳と進み、夕方、白馬山荘到着。天気が良いので楽しい稜線漫歩だった。

ベンガラによるマーキングを施した鉢ヶ岳

 7月8日(日)、天気は昨日に増してよい。三国境まではエリア外なので何もすることはない。 三国境よりいよいよ整備にかかる。スプレーペイントで、岩にマーキング施しながら、鉢ヶ岳の巻き道まで進む。

鉱山道分岐より旭岳北面を望む

 鉢ヶ岳の残雪は、予想以上に少なく、これなら楽勝である。 ささっとベンガラを撒き、私ともう一人の隊員は、蓮華温泉に下ることにする。 当初の予定では、 三国境まで登りかえして小蓮華山〜白馬大池経由で蓮華温泉に下る予定だったが、地図を見ると、鉱山道が早そうである。 それに見上げる三国境は結構高そうだ。(^^; 早い時期の鉱山道は、なかなか手強そうだが、時間も早いので、鉱山道を下ることとする。

 鉱山道の下り口は、砂礫の広い尾根。 大した植物は生えていない。こういう場所はガスっていると道に迷いやすいところだが、 所々岩に新しいマーキングが施してある。 これならガスっていても道をロストすることはないだろう。 がしがし下る。やがて谷に出る。谷はびっしりと残雪が詰まっていた。ベンガラなどは撒いてないので、自力で道を探さなくてはいけない。 幸い、視界が効いたので、容易に道は発見できる。 道の両脇はまさにお花盛りで、残雪とのコントラストが美しい限り。

急斜面もある

 ときおり登山道は急な雪渓にはばまれる。 ピッケルが無いといやらしいところも。 おそらく雪の下では、道がジグザグを切っていると思われるが、かまわずグリセードで快適に下る。

急斜面にジグザグに刻まれた登山道

 幻の山菜を踏みしだきながら下ると、 やがて道はゆるやかになり、水無し沢コースとペンキ書きされた涸れ沢に入る。 この沢をしばらく行くと突如水が流れ出し驚く。 1m上流ではまったく流れていないのだが、ある地点から湧き出すように川が流れているのだ。

 ゆるやかな道の傾斜が少し増したと思ったら、河原に下り立つ。 瀬戸川の上流である。 ここは橋が架かっていないので、徒渉しないといけない。股程度濡らしただけで渡ることができた。 荒れた河原を進み、ズベズベの壁を這い上がったところで、 渡渉点にピッケルを置き忘れたことに気付き、取りに戻る。

 あとは、水平道を小1時間も歩くと蓮華温泉に到着した。 迎えの隊員がすでに到着しており、温泉に入って、ビールで喉を潤して帰路についた。


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