風の便り2月号

2月の活動報告

@1998年2月22日福井県・真名川釣行

メンバー:大坂、能登久、谷井
天候:快晴、日頃の行い良好

 遠来の友を福井インターで出迎えるつもりが、逆に待たせてしまった。 大坂、能登両氏は眩しい朝日の中で手を振って迎えてくれた。久しぶりに見る友の顔、懐かしく、元気そうでなによりだ。黒部インターから2時間8分、インターネットからの情報通り、朝8時8分の到着と言うことで、自分の丼勘定とは大違い。

 6ヶ月ぶりの挨拶もそこそこに川へ向かう。実際、川の選定では大いに悩んだ。2,3日前までは丸岡の竹田川を考えていたが、どうも魚が見えない。そこで、前日に大野市の真名川へ偵察に。川の状態は非常に良く、自分には出なかったが、あるフライマンに2尾きていたようなので、急遽、真名川釣行とした。遠来の友に何とか良い思いをこれ一心、後は自分の腕次第。

 インターから45分。 釣り場まで45分ですよ、想像できます黒部に居て。苦労してるんですよこの私。ここだけの話ですが、今の社宅の近くに靴屋がありまして、岩永靴店て言うんですが、看板がカタカナなんですよ。 その「イワナ ガ靴店」の前を通るたびにドキッとするんですよ、ここ最近。何かの本じゃないですが相当きてるなあって感じ。

 ところで、入ろうと思ったポイントに先行者が4人。 そこで、上流へ移動する事に。そして、各々燃える闘志を胸に各自のポイントでファーストキャスト。大坂、能登両氏は下流へ、であれば、後の批判が恐いけど自分は上流へ。#16、ヘアズイアーでルースニング。キャストするが反応なし。そのうち減水してき、ポイントがはっきりしてくる。流れ込みのここしかないポイント。何回かキャストを繰り返すうちにマーカーが一瞬止まり、つつっと引き込まれ、流れの中でキラリと魚体が光る。寄せてみるとなんと虹鱒24cm。ヤマメかと思っていたので驚く。最初の一尾には限りない情報があるとの教え通り、ストマッキング。あまり食っていない、出てきたのは#18ぐらいのニンフとミッジピューパだけ。貴重な標本としてサンプルボトルへ。暫くするとボトルの中でミッジがハッチ、今食ったばかりなのにごめん。

 二人が追いついてきたので情報交換。 上流は二人に任せ、能登さんがでかいのを外したと言うポイントで大物を狙う。なんとファーストキャストで25cmの虹鱒、後で聞いたところによれば管理釣り場から漏れてきてそこについた物らしい。

 各自思い思いの釣果を胸に青空の下で昼食。 益々天気は良くなりライズが期待でき、飯もそこそこに下流へ。

 しかし、良かったのはここまで。 川の状態、流れは最高なのに誰にもまったく反応なし。そこで更に下流、八千代橋の下へ。ここなら放流しているかもと言う期待のもとに川に入るがこれもまるっきりだめ、最後に大坂さんがロッドを仕舞ったのは夕方5時近くだった。

 2月に、 とても2月とは思えない天気に恵まれロッドを出し、各々それぞれの釣果。共通の釣果はこの天気かもしれない。夏には黒部でフライ三昧と思っています。

(福井より 谷井 弘伸)

事務局より

 2月15日に予定されていた新川牧場クロカンツーリングは中止されました。


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